年が明けてからというもの、新型コロナウイルスが猛威をふるっています。

1月27日から北海道がまん延防止等重点措置の対象となり、2月20日までとされていたのが3月6日まで延長されたかと思うと、そこからさらに3月21日まで延長になってしまいました。

1月中は感染拡大に次ぐ拡大でしたが、2月中は感染者数については高水準を保ったまま、中々大幅に減ることもなく今にいたります。

これだけ増えてきたことによって、やはり新型コロナウイルスをより身近に感じることになったと思います。

周りにいると大騒ぎだった新型コロナウイルスが、今や周りで出ていてもおかしくない状況になりました。

そんな状況下であっても、どうせかかるときはかかるのだと感染対策をおろそかにするわけにはいきません。

 

昨年末にお伝えしておりました、小麦1トンどりの編著者であります髙橋義雄様によります、栽培講演会でしたが、ちょうど感染拡大の真っただ中の1月28日を予定していました。

もちろん、予定はキャンセルになり、仮ということで3月にも予定はしておりましたが、このような状況下においては開催は難しいという判断です。

なかなか収束の目途がたたないことから、残念ながら次回開催時期は未定のまま中止ということになってしまいました。

参加予定されていた皆様、そして開催できるかわからない状況下でも準備をすすめてくださった髙橋先生には申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 

それでも押し通して開催する選択肢もあったと思いますし、オンラインでの開催という方法もありました。

ですが、まず参加者の方ができる限り参加しやすい状況で行わなければならないということ。そして講演する側としても、できれば参加者のみなさんがお集まりいただいた中で一緒に開催することを望んでいます。

参加者と主催者側どちらも満足のいく形にするとなると、やはり新型コロナウイルスが落ち着いてくれるしかないのかなという結論です。

そしてそれは果たしていつになるのか、先が見えない中で、あるいは新型コロナウイルスへの見方や捉え方を徐々に変えていかなくてはならないのかもしれません。

 

今回個人的に思ったことは、こういった状況下だからこそ、集まって話し合う場だったり講演会といった場が貴重になっているのではないかという点です。

やはり集まって話し合ったり、講演を聞くといったような場は本当に少なくなったと思います。

人を集めるのは禁止されてはいなくても、集まる側としても集める側としても一歩身をひいてしまうのが現状なのではないでしょうか。

今回はなんとか開催できないかと色々考えたので、人数を集めて開催するということの難しさを痛感しました。

 

とはいえ、新型コロナウイルスの感染状況さえ落ち着いていれば問題は少ないことなので、普段通りの生活ができるようになるという意味でも、収束してくれることを祈るばかりです。