日頃より、格別のご高配を賜りまして誠にありがとうございます。

昨今のお米不足もあり、ありがたいことに新米販売時期のお問合せを大変多くいただいております。

その都度ご説明もさせていただいてはおりますが、改めましてこの場にておおよその販売時期となぜその時期になるのかという事についてご説明させていただきます。

 

先に申し上げますと、新米の販売時期は弊社では他社よりも遅くなってしまいます。

そして今年でいきますと、9月末から販売できるかどうかという状況です。

 

なぜ遅くなってしまうかということですが、まずは地産地消を優先しているからです。

当別町の集荷業者として営業をしている以上は、地域農業に少しでも貢献することが社会的意義でもあると考えています。

ですので当別産のお米を販売するよう努めており、当別産のお米を販売するためには、当然ながら当別町の農業者の方から集荷したお米を流通するようにしなければなりません。

本州や他の地区においては先月末から収獲も始まっているとは聞いてますが、当別町では早い人が先週末ごろから収獲が始まったかなという状態です。

まだ今時点でもようやく収獲が本格化するかどうかですので、販売できるお米が集まるまでに時間がかかるということが一つあります。

 

そしてもう一つは、集荷したお米の中からより食味が良いものを提供できるように努めているからです。

私達は集荷業者ということもあり、おかげ様で多くの農業者の方からお米を集めております。

集まったお米の中から、自社にあるタンパク測定器(タンパク質が低いほどねばりが強く美味しいご飯になると言われています)などを用いて、お客様に販売するお米を選んでおります。

そのためにはある程度の農業者の方から、年間通して販売できる量が確保できなくてはなりません。

 

農業者の皆様は一斉に収穫が始まって一斉に出荷するわけではなく、それぞれの営農と作物の状況に応じて作業が進みます。

出荷時期も農業者の方によって様々ですので、集まるまでに時間を要します。

ですので、どのお米を販売していくかの判断ができるまでに時間がかかってしまうのです。

 

大変言い訳がましくなりましたが、以上のことから、弊社では他社と比べてお米の販売が遅くならざるをえません。

楽しみにしていただいているお客様には大変心苦しいところではございますが、今年は例年とは違ってお待ちいただいている方も多くいらっしゃいますので、出来る限り早く対応できるように努めてまいります。

こちらの都合で大変申し訳ありませんが、何卒ご理解いただけますようよろしくお願い申し上げます。